団体定期保険とは、サラリーマンが勤務先を通じたり、自営業者が商工会議所や協同組合を通じて一括に契約するものをいいます。
満期保険金はなく、保険期間中に死亡した場合のみ死亡保険金が受け取れることが特徴で、保険期間は一年間、通常は退職まで保障を継続(更新)できます。
勤務している人へ加入の推奨を行わずに、会社側が任意に定めた年齢、性別、報酬、勤続年数などによって分類して従業員を加入させる「全員加入団体」と、従業員に加入の推奨を行い、希望者だけを加入させる「任意加入団体」があります。
保険料が安いことが魅力ですが、そこばかり気にしすぎて、万が一のときに「十分な死亡保障額を用意することができなかった」ということがないように注意することが必要です。