アイリオ生命は、「NPO法人さい帯血国際患者支援の会」が主催する、市民公開講座「iPS細胞こんにちは!~さい帯血は命のお母さん~」に協賛します。
さい帯血とは、へその緒を流れる血液であり、これを用いたさい帯血移植は血液の難病治療に広く役立てられていますが、近年、再生医療の研究材料としての活動が期待されています。今年7月18日の『第33回厚生科学審議会疾病対策部会造血幹細胞移植委員会』においては、さい帯血バンクが保存するさい帯血の一部をiPS細胞の樹立に活用する方針が打ち出されました。
これを受け、さい帯血治療の患者支援、普及活動を推進する「NPO法人さい帯血国際患者支援の会(以下、「支援の会」)」は、新しいさい帯血の活用について、広く一般市民への普及と理解を求める市民公開講座を2012年11月29日(木)、東京都千代田区有楽町のよみうりホールで開催します。注目は、このたびノーベル生理学・医学賞を受賞されたiPS細胞研究の第一人者、「京都大学iPS細胞研究所」所長 山中伸弥教授による講演です。山中教授による一般市民向け講演は初めてのものであり、難病に苦しむ人々を救う治療法確立につながるiPS細胞技術実用化を目指す研究についての将来展望を、わかりやすくお話しいただきます。
アイリオ生命は、支援の会が進めてきた、患者相談窓口、衛生設備を整えた宿泊施設の運営、設備の無料貸与等の活動に賛同し、2007年の同会設立時より支援を続けています。今後も、市民の医療への理解を深める活動を支援してまいります。
「NPO法人さい帯血国際患者支援の会」ホームページ
http://www.ptsupport.net/ 「京都大学iPS細胞研究所」ホームページ
http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/index.html10月19日 市民公開講座は定員に達しましたので申し込みを締め切りました。
添付ファイル:市民公開講座のご案内(PDF)