楽天生命から皆様へのお知らせです。
2018年4月23日
楽天生命保険と第一生命ホールディングスの業務提携について
楽天生命保険株式会社(代表取締役社長:橋谷 有造、以下「楽天生命」)および第一生命ホールディングス株式会社(代表取締役社長:稲垣 精二、以下「第一生命ホールディングス」)は、業務提携について基本合意したことをお知らせします。
世界第2位の市場規模を有する日本の生命保険市場を取り巻く環境は刻々と変化しています。世界的なテクノロジーの進歩や経済環境の変動、日本国内における超低金利環境の長期化、人口減少の継続、ライフスタイルの変化等、お客さまのニーズの高度化と多様化が進んでいます。
楽天生命では、日本国内最大級の E コマース「楽天市場」を中心に 70 を超える事業を幅広く展開している楽天グループの一員として、インターネットやモバイルなどを通じた保険販売により、同グループ会員に対する保障機能の発揮に向けて取り組んでいます。また、楽天市場など E コマース分野を中心に培われた楽天グループのデータ分析の強みを活かしつつ、先端的な技術研究と実務の両面から、革新的な生命保険商品・サービスの開発に取り組んでいます。
第一生命グループでは、今年度から新たにスタートした中期経営計画「CONNECT 2020」において、「CONNECT(つながり・連帯・協働)」の視点から、更なる成長を目指していくことを基本戦略としています。業種や業界の垣根を越えて複数の企業や団体が共存共栄する仕組みを目指し、外部の知見やアイディアを活用しながら生命保険事業のイノベーション創出に向けて取り組んでいます(※1)。また、マーケティングの強化、商品・サービスの拡充、販売チャネルの高度化・多様化を重点分野と位置づけ取り組んでいます。
今回両社は、まず商品供給分野において、第一生命グループの強みである経営者保険や貯蓄保険等の開発力と楽天グループの強みである国内最大級の顧客基盤を相互補完・融合し、各々の持続的な企業価値の向上をともに実現するため、包括的な協業をすすめていきます。また、それぞれ築きあげてきた事業基盤を活用するなど、先端技術・サービスに関する調査・研究もすすめていきます。
その他の分野においての協業を目指すとともに、業界内で両社それぞれが高い競争力を有する分野を相互に補完し、ともに販路拡大を図ります。その実現のため、直販営業組織の強化等を含めた人材交流を予定しています。
以上